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執筆者の写真江川誠一

COVID-19の感染経路 〜某市における実態〜

某市における感染経路を、同市および地元紙の資料を元に作成してみました。

 

表記は「公表番号」「検査陽性日」「年代」「性別」「職業」の順

矢印は「先に陽性となった者」から「その濃厚接触者のうち陽性となった者」へと結んでいる。厳密にはその向きでの感染経路とは限らない。

感染場所別で色を塗り分けている。同色でやや薄めのものについては、その先の家族や友人関係による感染である。

以上は全て執筆時点における同市および地元紙の資料に基づき作成しており、確定したものではない。

 

次のようなポイントが得られます。

・25人は5グループ/3系統に分類される。

・グループは、スポーツ関連(2つ)、保育所、デイサービス施設、建設会社。

・No.6とNo.7は2つのグループに属し、3グループが1系統にまとめられる。

・新型コロナウイルス厚生労働省対策本部クラスター対策班は、感染者が5人以上のグループを「クラスター」と読んでおり、緑のグループがその一つとして認定されている。他は概ね4人のグループ。

・3系統の結びつきは現時点で不明であり、その発生も解明されていない(東京由来と推測される者も存在しているが確定はできていない)。

・家族間や友人間の感染は7事例。

・1人から0〜3人へと感染している。

・濃厚接触者数は単純平均で1人40人。


ある特定の行政区におけるサンプル数の少ない事例ではありますが、それでもここから様々な考察を巡らすことが可能です。

しかしながら、私は専門家ではなく、かつ未解明の部分もあるため、ここまでのでデータ整理のみにしておきたいと思います。クラスター対策班によって大量かつ詳細なデータが分析され、そこから導かれる方向性は、政府、厚生労働省や新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の見解等にて示されています。

施政者や専門家には、感染者等へのプライバシーを十分に確保しつつ、適切に情報を公開し、一般市民とのコミュニケーションをしっかりと取ることに、今以上に尽力してほしいと思います。

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