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執筆者の写真江川誠一

パラレルワーカーな日々⑬パラレルの終わり

(本ブログはアスリックニュース2024年5月号からの転載である。)


このシリーズも3年目に突入。

最近になって終わりが見えてきた。

パラレルワーカーの一つの区切りが。


先の3月に1つの肩書きを任期満了で退任し、来月にもう1つを任期途中で辞任する予定である。

退き辞める理由には、私自身の事情によるもの、先方の事情によるものなどいろいろあるが、その決断に躊躇や未練はない。

ただこの2つは、ここ3年ほどの私を支えてきた大きなものであり、その点ではとても感慨深い。


名刺に記載するレベルで、最大7つの顔を同時に持っていたが、1年前に他に1つ退任しており、これで残り4つになる。


メインの大学常勤講師と、サブの3つを継続していくとともに、1年前に始めたシェアハウスの大家であることを、新たに名刺に加えることにした。

今後はメインの軸がより明確に太くなり、それを中心に仕事が回っていく。

すなわち、これからの私の働き方は副業を抱えるサラリーマンとして”普通”であり、もはやパラレルとは言えない。

約3年半のパラレルワーカーの日々は終わりを告げることとなる。


肩書きを減らす理由に、多忙だからとか、利害が相反するからということは全くない。

私がその役目を終えたと感じたものから抜けるだけであり、それを継続することの利益が私にはないと感じたからである。


故に今後、新たな別の魅力的なミッションが現れた場合、私はそれを天命だと捉えて再びパラレルな働き方に戻る可能性もある。

この3年半の経験により、いつ何時それが舞い込んできても、容易にそれを受け入れることができる。

なにせすぐに、”これは俺の仕事だ”と勝手に思い込む性格。

齢五十をとっくに過ぎているのだが、まだ天命を探すことを続けている。

唯一無二のそれを知るのは、いつになることやら。


ということで、とりあえず”パラレルワーカーな日々”はこれにて完としたい。



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