表記の調査結果をとりまとめました。
アンケートにご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
主な概要は下記、及び添付の報告書の通りです。
記
【目 的】坂井市ではコロナ対策として、5月に全市民を対象とした1万円給付が、9月にはPayPayキャンペーンが実施された。それらの使い道等をアンケート調査で把握し、効果を検証することを目的とする。なお本調査は自主調査である。
【対 象】坂井市民
【手 法】Google formを用いたインターネット上での配布回収によるアンケート調査
【調査期間】2020年10月30日〜11月13日
【調査項目】(主なもの)
<1万円給付について>
・認知度 ・日常の食事や買物等の金額の変化 ・主な使い道
<PayPayキャンペーンについて>
・認知度と利用度 ・未利用の理由 ・9月の食事や買物等の金額の変化
・9月の食事や買物等の場所の変化 ・10月の日常の食事や買物等の場所の変化
【結果概要】
<1万円給付について>
・1万円給付によって、日常の食事や買い物等にかける金額はほとんど変化がなく、その主な使い道は「生活費」が最も多い。「特別な出費に活用」した方は7人に1人であった。
<PayPayキャンペーンについて>
・利用者のうち、日常の食事や買い物等の金額が増えた方は約7割、場所が変わった方は約6割。福井市等への流動が特に多いと推測される層(若者、春江町在住者)における比較的大きな行動変容が特徴的。
<まとめ>
・給付された1万円は、隅々にまで行き渡るとともに主に生活費に充当されており、市民への広く直接的な支援の意義が大きかった。
・PayPayキャンペーンは、利用者の一定の消費拡大、すなわち市内対象事業所の売上の確実な上乗せがなされ、間接的な経済的支援の意義が大きかった。キャンペーン利用者のうち約7割に消費拡大傾向が見られたことを考慮すると、相当な金額がキャンペーンに誘発されたと推測される。
以上
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